産業観光ツアー日誌
第4章 笠井順八と小野田セメント 11月25日(金)
- 2011年12月 2日 15:00
- ツアーレポート
このツアーでは日本初の民間セメント製造会社「小野田セメント」を設立した先人で、山陽小野田市発展の支柱となった笠井順八翁の足跡を辿り、近代産業遺産「迎賓館」と「徳利窯」を巡ります!!
早速ツアースタートです。
初めは、山陽小野田市のランドマーク的存在「竜王山」へ。
ここからの眺望は最高☆
今日はお天気も良く、展望台からは山陽小野田市・宇部市の工場群を始め、関門橋も見ることができました。![]()
なんと烽火台が復元されていました!!
しかも復元された後、数回烽火が上げられたそうです。![]()
竜王山は津布田火の山と宇部岬間の中継場であり、またここを起点として吉部の荒滝山、美東絵堂の権現山を経て次々と萩へ連絡したそうです。
続いて、山陽小野田市の歴史を学ぶべく「山陽小野田歴史民俗資料館」へ。
ここには山陽小野田市の歴史を物語る貴重な資料等が沢山展示してあり、当時の様子等を学芸員の方から説明を受けながら館内を見学しました。![]()
セメン樽を発見!!
昔は樽に入れてセメントを運んでいたそうです。![]()
時代の流れと共に樽から麻製の袋へ、現在では家庭用に25k入りのビニール袋に入れてホームセンターでも販売されています。
笠井順八翁の誕生から小野田セメント創設までの歴史についてお話していただきました。![]()
昼食は「たぬき茶屋」にて産業観光特製の“田舎汁大豆麺セット”を頂きました。
ここで本日のガイド役、奥エスコーターをご紹介。
笠井順八翁や山陽小野田の歴史について分かりやすく説明して下さいます。![]()
昼食後は若山公園・住吉神社の散策です。![]()
若山公園内には笠井順八翁の像が鎮座しています。
ここは公園内の奥まった所ですが、なぜここに設置されたかと言うと…ここからは小野田セメントが見え、笠井順八翁が会社を見守っています。
住吉神社には昔工場で使用されていたフレットミルを加工した燈籠が設置されていました。![]()
続いてセメント住吉社宅・セメント山手倶楽部へ。
セメント住吉社宅は近代化産業遺産に登録されています。
5棟あった社宅も現存している物は1棟のみで、現在は龍遊館に名前を変え貸館として使用されています。
次にセメント山手倶楽部へ。![]()
国内に於けるブロック建築は戦後多くなりましたが、大正時代のブロック建築は大変めずらしいものであり、建築史上からも貴重な建物として、平成12年12月に国の登録有形文化財に登録されました。
館内はとてもモダンで落ち着く雰囲気でしたよ‼![]()
続いてセメント町にある「つねまつ菓子舗」にてお買い物。
温かいお茶と銘菓「せめんだる」の試食をご用意して下さり温かく出迎えて下さいました。
買物を楽しんだ後は本日最後の訪問先「太平洋マテリアル小野田工場」へ向かいます。
初めに会社概要や笠井順八翁、セメントについてスライドを見ながら分かりやすく丁寧に説明していただきました。
次に短時間で固まるセメントを実際に体験しました。
ご担当者の方に指導してもらいながらの貴重な体験です(●^o^●)![]()
セメントが固まるまでの間を利用し徳利窯の見学へ向かいます。
徳利窯は平成16年12月国指定重要文化財に登録されました!![]()
当時は約7昼夜かかって約10トンのクリンカ(セメントの半製品)を製造していました。
現在の標準的な設備では1日に3千トンのクリンカが出来ます。![]()
国内に現存する唯一・最古のセメント燃成窯であり、小野田セメントの歴史やセメント製造草創期の姿を今に伝える貴重な産業遺産です。
見学を終え再びセメント体験をした会場へ。
きちんと固まっているか期待と緊張の中、型枠から外してみると…とても綺麗に出来あがっていました(^^)v
約20分程度で固まってしまうなんて驚きです!
セメントの速乾性を体感し、ツアーの記念になりました。![]()
以上で本日のツアーは終了です。
山陽小野田市の歴史を学び、貴重な文化財の見学し充実した1日を過ごすことができました。
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第14章 『宇部の匠と心』
- 2011年11月21日 14:28
- ツアーレポート
今日(11月15日(火))は第14章「宇部の匠と心」ツアーが催行されました。
このツアーは時代の潮流に順応しつつも、伝統文化を守り続ける伝統の匠の心、技に触れるツアーです。
最初の匠、「たましげ琴製作所」に訪問です。
国内に数社しかない一つで、明治神宮にも寄贈したことのある琴職人の技を見学しました。![]()
琴の本体は桐の木です。
説明を受けた後は、実際に琴演奏体験です。
初めて琴に触れ、貴重な体験をすることができました(^O^)
30分もあれば「さくら・さくら」が弾けるようになるみたいです。![]()
次の匠、「赤間硯の里」へ。まずは、赤間石について学びます。![]()
硯職人、日枝さんより赤間石は下関から宇部まで続くビル10階以上もある石層のうち、硯に出来る良い石層は高さの中心部分の約1m50㎝だけで、その良い石層の中には断層が細かく入っているので、削るだけの加工をする硯の制作方法から大きなかたまりしか採石できない。
また、約1m50㎝の良い石層全てが採石できるのではないため、すごく貴重な石材だと説明されました。![]()
引き続き、工房に移動し国指定の伝統的工芸品「赤間硯」制作の見学です。
伝統的に継承されているものは、良いものだから今も制作されていると言われました。
![]()
ちなみに日枝家の愛犬も硯工房で学んでいました。
さて、お楽しみの昼食は「楠こもれびの郷」で「地産地食の和定食」を美味しくいただきました。![]()
午後からは万倉ふれあいセンターで赤間石加工体験です。![]()
制作工程の「磨き」の部分を中心に制作体験しました。
世界に1つしかない赤間石作品が出来あがりました(●^o^●)
次の匠、「宇部スチール」を訪問しました。事業内容は、鋳造品の製造販売、高品質ビレットの製造販売です。![]()
最初に会議室で会社概要を説明され、その後バスに乗車し工場内一周後、鋳造工場を徒歩で見学しました。![]()
引き続き、鋳鋼製品を製作するために造られる木型を見学し、その木型を造る職人の方から製造について説明をききました。
木型は積木のように組み合わさっていました。
最後の匠、「リベルタス興産」を訪問です。
こちらは、障害者雇用を目的に設立された宇部興産グループの特例子会社です。![]()
リベルタスとは、“解放”(ラテン語)という意味です。
まずは、会社概要について説明をしていただきました。![]()
こちらの基本的考えは、
「障がい」という大きな不自由はあるが、その人の得意を活かせば、その人なりの働き方(社会の中で役割分担)が可能であろう。個性を活かすということ。ここでは、匠の心を学びました。
以上で本日のツアーは終了です。
今日は伝統文化を守り続ける現代の匠の心と技、障害者雇用を通じて広がる心に触れる充実した1日を過ごすことができました。
添乗:コンベンション協会 吉原
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第15章 『食・宇部』ツアー 11月12日(土)
- 2011年11月15日 13:40
- ツアーレポート
竹輪づくり体験とヘルシー豆腐会席 ~宇部の食を究める!~
宇部の名産品、特産品の製造工程を見学し、お買い物を楽しむツアー
自作の竹輪と霜降山のおいしい水で作った豆腐を肴に地酒で晩酌というのはいかが。
帰りにはとれたての新鮮野菜を買って夕食のおかずに(^O^)
各地から集まるお客様。本日は、お子さんから幅広い年齢層のお客様が多くご参加されています。![]()
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本日のエスコーターの安井敬子さんをご紹介。
参加者が全員揃われると、まずは、宇部市の歴史の紹介から入られます。中世に、厚狭郡東部を本拠に長門国守護となった厚東氏の話や、大内氏が厚東氏を滅ぼした経緯などを興味深く聞きました。
宇部・山陽小野田の大半は、旧厚狭郡です。![]()
「宇部かま」で竹輪づくり体験です。
子どもたち、ちゃんとできるかどうが不安でしたが、とても上手です☆![]()
今回は特別サービスで、職人さんが「かまぼこ」も手作りで作ってくれました(^^)v
かまぼこも、昭和の初期までは、このように一つひとつの手作りだったとのことです。![]()
続いて「持世寺温泉上の湯」
ここは、厚東氏ゆかりの温泉、戦国武将が傷を癒した言い伝えがあります。
また、こちらは、国産の大豆を昔ながらの石臼で挽き霜降山の銘水と、海水から採れた本にがりで造りあげた豆腐『豆汰豆蔵』が有名です。![]()
昼食は、豆腐会席です。![]()
これを目当てに九州など遠方から来られる方も多いとのこと!![]()
午後は小野のお茶畑へ。
一団地の畑としては、西日本最大の面積で、山口県産のお茶の9割以上は、小野地区で生産されています!![]()
続いて山口茶業を訪問します。
お茶の製造工程を見学した後、直売店でお買い物。
小野茶麺や小野茶の「かりんとう」など、お茶以外にもいろいろな商品が並んでいます。
ここでは、シーズン中はお茶摘みの体験もできるそうです。![]()
続いて、永山本家酒造場へ
この会社の建物は、元の厚狭郡二俣瀬村役場で、1965年まで、宇部市の二俣瀬支所として使われていたものを買い取られたとのこと。
由緒ある建物です。![]()
酒造場の見学の最後には、吟醸酒・大吟醸酒のそれぞれの精米具合などを、興味深くお伺いしました。
また、お土産に、清酒(ミニカップ)と清酒の製造に使われる水(ペットボトル)をいただきました(●^o^●)![]()
最後に楠こもれびの郷に立ち寄ります。
ここで、新鮮で豊富な地元の有機野菜や米粉パンなど、みなさんたくさん購入されていました。
日帰り温泉も併設されています。今回のツアーでは湯につかる時間はありませんが・・・![]()
後日、ゆっくり温泉に入って癒しのひと時を過ごしたいと思います☆
皆さまお疲れさまでした。本日のツアーは以上で終了です。
ツアーの最終、宇部市街に入るとき、コンビナートの明かりが、我々を迎えてくれました。かなりピンボケですが・・・
![]()
添乗:宇部市商業観光課 酒井
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第16章 食・美祢 平成23年10月29日(土)
- 2011年11月14日 15:31
- ツアーレポート
10月29日(土)、産業観光バスツアー「第16章 食・美祢」を催行いたしました。
本日のツアーの目玉は、「ごぼう掘り」と「秋吉台散策(草原セラピー)」なのですが、天気予報は雨!
お空とにらめっこしながらスタートです。
本日のエスコーターは、秋吉台エコ・ミュージアム 自然解説指導員の田原義寛さんです。
エスコーターのお話を聞きながら、バスはごぼう畑へ向かいましたが、到着した頃には雨は本降りに・・・。
美東町赤地区のごぼう畑は、粘っこく足にまとわりつく(コチラの言葉で“やねこい”)土のため、作業中に足を取られて危険なので、雨天時には生産農家さんも作業を中断するそうです。
参加者のみなさまは、このごぼう掘りを大変楽しみにされておられましたが、止む無く中止とさせていただきました。申し訳ございませんでした・・・。
急遽コースを変更し、秋吉台エコ・ミュージアムで、美東ごぼうを生産されている農業生産法人 代表取締役の堀田勝利さんから、美東ごぼうのお話を伺いました。
お話の後には、美東ごぼうを販売してもらいました。
美東ごぼうは、風味が豊かな事で有名ですが、ほとんどが個別販売のため市場に流通しておらず、なかなか手に入らない代物です。
お買い求めになったみなさんも満足の様子。(でも、自分の手で収穫してみたかったですね。)
この後、秋吉台エコ・ミュージアムの施設見学を行いました。
お昼は「ほっとビレッジ美東」さんで、美東ごぼうと秋吉台高原牛をつかった“ドリーネ御膳”を食します。
食事中には、オーナーの中屋さんから「柿酢」(熟し柿だけでつくるお酢)の作り方など、いろいろお話を伺いました。

午後からも雨は止まず(正確には、食事中は止んでいたのに移動しようとするとまた振り出しました・・・。)、秋吉台散策も中止し、「道の駅みとう」と「秋吉ブルーベリーガーデン」にご案内です。
ここ「道の駅みとう」で発売されたばかりの新名物が、肉まんに美東ごぼうが入った『ごっぽまん』と、美祢流域産たけのこを使った『ばんぶぅまん』です。
『ごっぽまん』は美東ごぼうの香りが豊かな中華風のパンチのある味、『ばんぶぅまん』はたけのこを味噌で煮て味付けした和風のさっぱり味。どちらもたいへんおいしゅうございました。
ひとつ100円というお値段もウレシイ!土日祝日限定の発売です。

【左から、新商品の宣伝に力が入る山本駅長、ごっぽまん、ばんぶぅまん】
秋吉ファームガーデンでブルーベリー商品の試食やお買い物を楽しんだ後、本日の最終訪問先「梶岡牧場」さんへ。
こだわりの黒毛和牛を生産されている梶岡秀吉さんからお話を伺い、牛肉や加工品、乳製品などのお買い物をお楽しみいただきました。

梶岡牧場には、馬やポニーなども飼育されていて、この日はかわいいポニーが出迎えてくれました。

今回のツアーは、雨のため大幅に行程を変更したため、ご期待されていた参加者のみなさまに大変ご迷惑をおかけしました。
今年度のごぼう掘り体験があるツアーはこれで最後となりますが、次年度には雨天時でも満足いただけるよう、ツアー内容の改善に努めてまいります。
美祢市総合観光部美祢市観光サイト『カルスト日記』より転載
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萩市社会福祉協議会むつみ事務所様受注ツアー
- 2011年11月 2日 11:33
- ツアーレポート
10月27日(木)は、萩市社会福祉協議会むつみ事務所様からの受注ツアー「第3章 本間俊平と美祢の白大理石」を催行いたしました。
本日のエスコーターは、㈲安藤石材 代表取締役の安藤浩太朗さんです。
本日最初の見学先は、美祢市秋芳町秋吉にある「秋吉台国際芸術村」です。
こちらではまず、芸術村の持田さんから説明を聞きながら施設の見学を行いました。
この施設は、1998年に世界的に著名な建築家磯崎新氏の設計によって建築され、施設の壁や床、には、美祢市で産出された大理石が使用されています。
開放的なコンサートホールの2・3階の客席は、秋芳洞の「百枚皿」をイメージして造られたそうです。
ちなみに11月20日(日)には、このステージで「タケカワユキヒデ トーク&ライブ」が開催されるそうです。
チケットは残りわずか!お問合せは「秋吉台国際芸術村」まで。 http://www.aiav.jp/
施設見学後、彫刻家の後藤秀樹さんから「本間俊平」のお話を伺いました。
「本間俊平」は、美祢郡秋吉村(現在の美祢市秋芳町秋吉)で長門大理石採掘所を開き、大理石の採掘をしながら、出獄人や不良者、世間から見放された若者達と生活と仕事を共にして更生指導にあたり、“秋吉の聖人”と呼ばれた人物です。
みなさん、熱心にお話を聞かれていました。私もたいへん勉強になりました。
昼食後は、美祢市伊佐町河原の「山根大理石」さんで、大理石加工の見学と大理石キーホルダー作成の体験です。
「山根大理石」さんでは、いろいろな大理石加工品を作製・販売されています。
ふくろうやウサギ、カエルなどかわいい置物がいっぱい!お土産にも喜ばれますね。
【山根大理石:電話0837-52-4152】
キーホルダー作成体験の後は、道の駅おふくでジャンボタクシーに乗り換え、安藤石材さんの「丁場」(大理石の採掘場)へ移動。大理石の採掘現場を見学しました。
普段はなかなか入ることのできない、とてもレアな体験ですヨ。
(あまり関係ありませんが、この日は大変良いお天気。見てください!雲ひとつ無い青空です。)
採掘した大理石を割るところも見学しました。
このように、大理石にドリルで穴を開け、穴にクサビを打ち込んでいくと・・・、
ご覧のように硬い石が真っ二つに。“お見事!”
本日最後の訪問先は、美祢ニュータウン「来福台」です。
ここには、1996年に美祢市で開催された「美祢国際大理石シンポジウム」で制作された、世界の彫刻家の作品が設置してあります。
エスコーター・安藤さんの解説を聞きながら、作品を見学しました。
こちらは「来福センター」内に展示してある、彫刻家・後藤秀樹さんの作品。
以上で本日のツアーは終了。お申込みいただいたみなさま、大変お疲れさまでした。
明日は「第16章 食・美祢」が催行されます。
美祢市美東町特産“美東ごぼう”のごぼう堀体験や秋吉台散策なのですが、お天気がとても心配です。
てるてる坊主さま、あ~した天気にしておくれ~♪
【画像協力:総合観光部“てるてるボーイズ”】
美祢市総合観光部 美祢市観光サイト『カルスト日記』より転載
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