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ツアーリポート第1章「セメントの道」(9/10(水))

 今回のツアーリポートは宇部市出身の大学生である私が担当させていただきます。この度はインターンシップの一環として大人の社会派ツアー第1章『セメントの道』に参加させていただきました。

今回お伝えする第1章『セメントの道』は、全21種類あるツアーの中で一番人気のツアーです。この日も、山口県内はもちろん、九州、関西、関東、東北などといった全国各地から多くの方がお越しくださいました。

バスの車内でお話してくださるエスコーターの方は、宇部興産OBの藤重さんです。宇部興産の話から山口県の歴史にまつわる話まで、たくさんの貴重なお話をしていただきました。このエスコーターさんのお話もこのツアーの大きな魅力です。

 

 

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山口宇部空港を出発し、バスは最初の目的地へ向かいます。道中、車窓から見た、辺り一面に広がる秋吉台の壮大なカルスト台地がとても印象的でした。


■秋吉台エコ・ミュージアム

この施設に到着してまず職員の方に、秋吉台がどのようにしてできたのかについての講義をしていただきました。セメントの原料である石灰岩は数億年もの月日を経て生き物が化石になることでできる生物由来のものだそうで、秋吉台ももともとはサンゴ礁から始まったそうです。実際にその化石を手に取って確かめることもできました。
 

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講義の後は館内を自由に見学しました。

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■安富屋
 

 

昼食は、秋芳洞近辺の安富屋さんでいただきました。

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長州鶏の釜めしや、あんこうの唐揚げなど、山口の名産にこだわった料理で、とてもおいしかったです。個人的には秋芳梨の餡餅が、一番好きでした。下の階はお土産屋となっており、参加者の皆さんはお買い物も楽しまれておりました。
 
 
■宇部興産伊佐セメント工場
 
お腹を満たしたら、次に宇部興産伊佐セメント工場へ向かいます。
 

 

バスの中では、工場の職員の方が説明をしてくださいます。
 
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まず目に飛び込むのは、高さ5mにもなる防音壁です。工場周辺には民家も多いため、騒音と環境には特に配慮していらっしゃるそうです。

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この筒状の2機は、ロータリーキルンといって、セメントになる前のものであるクリンカーを製造しています。直径6.2mもの筒の中では原料が流れ、1450℃で焼かれています。車窓を開けると、バスの中まで熱気が伝わってくるほどに高温です。

そして、これが工場に隣接する石灰石鉱山です。私がこのツアーで一番楽しみにしていたこの場所は、私の想像をはるかに超える絶景でした。

 

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1段10mもの高さで、ダンプトラックですらとても小さく見えました。この日は天気も良く、美しい景色を堪能することができました。石灰石を採掘する際には、騒音に配慮しながら爆薬を用いて破砕するそうです。下に見える青緑の部分は溜まった雨水で、工場内の洗車や散水に利用されます。

ここは観光バスで採掘場を上から見学できる唯一の場所のようです。


■宇部興産専用道路

工場をあとにして、宇部興産専用道路を通行します。この道路は美祢市と宇部市を繋ぐ全長32kmにも及ぶ日本一長い私道です。一般車は通行できないので、とても貴重な体験となります。この道路を作るために、東京ドーム88個分の面積を買収し、建設や立ち退きなどにあたってたくさんの方の協力を得て、完成したそうです。道路ではたくさんのトレーラーが走行していました。この道路は私有道路ということで、ナンバープレートはついていません。

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■楠こもれびの郷

宇部興産専用道路をいったん出て、楠こもれびの郷へ行きました。ここでは地元産の野菜などを販売しており、陽がたっぷりとさし込む心休まる空間でした。温泉施設、農家レストラン、農業体験ができる万農塾もなどもあり、ぜひまた家族と改めて行きたいなと思います。

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■トレーラー整備場

宇部興産専用道路を再び通り、トレーラー整備場に着きました。

 

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ここではトレーラーを間近で見ながら、職員の方にトレーラーの説明をしていただきました。トレーラーは長さ約30m、総重量120t、タイヤ34本にもなる非常に大きな車でした。

32kmの宇部興産専用道路を1日10往復これだけで宇部~名古屋の距離にあたるところを、8年間使用するので、廃車までになんと、地球~月の2往復にあたる距離を走行するらしいので驚きですね!

実際にトレーラーに乗ることもできます。

 

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■宇部興産大橋

 

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厚東川に架かる全長1020mの興産大橋を渡って次の目的地まで向かいます。


■UBE‐i‐Plaza

最後の目的地、UBE‐i‐Plazaです。ここでは宇部興産の歴史や、製品・技術を展示するショールームを見学しました。

 

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ここでも職員の方にお話をしていただきました。宇部市民なら誰でもご存知の渡邉翁をはじめ、本当にたくさんの人々の苦労と熱意によって、現在の宇部や私たちの暮らしがあるのだと感じました。


■最後に

18年間宇部で育った私でも初めて知ること・見るものばかりで、とても新鮮であるとともに、勉強になることばかりで、本当に貴重な体験となりました。このツアーは産業観光バスツアーということで、一般的なよくある観光地を巡るツアーとは異なる視点から、宇部・山陽小野田・美祢の魅力、そして人々の努力や誇り、暖かさを感じることができました。私自身、現在は県外の大学に通っていますが、だからこそより一層このツアーを通して、地元の魅力を再確認できました。そして、このツアーを県内県外問わずより多くの方に体験していただきたいと思いました。このツアーリポートが少しでもその助けになれば幸いです。

長文ではございましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 

 

 


 

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